好血圧だより

血圧をネタにする不真面目なブログです

2023-01-01から1年間の記事一覧

懺悔というか御注進というか

あなたのレシートだったかも? スーパーのセルフレジを利用しますと、レシートに先客が残していったレシートまでくっついてくることがありますよね。あれ、どうしてます? やっぱし、自分以外のは捨てますか。 先日、お昼の弁当を買いに寄ったスーパーでは、…

ミツバチおらへん

二年前はぎょうさん見たのに・・・ 異変に気付いたのは今年の3月ごろでした。ミツバチがおらへんやんか。 よく散歩する道端に、とうにオオイヌノフグリもタンポポも菜の花も梅も咲いたのに、ミツバチの姿がない! 例年それくらいの時期なら、忙しそうに花を…

一隅を照らす人たち

大変なことなのダ わたしが入院していた病院には、ひじの内側の辺りに痣のある看護師さんが何人もいました。内出血の跡らしく、赤や青や治りかけて黄色くなった痣(まるで信号機ですな)を、よく見たもんです。すこし気になりましたが、それについてとくに追…

ずっと感謝してます

ナスの日ではない 5月12日はナースデー。ずっと拙ブログをご覧になっているかたなら、ご存知のはず。ナイチンゲールの誕生日にちなんだ「看護の日」です。そして今週は看護週間。大ざっぱに言えば看護職に理解と感謝する週間という趣旨でしょうが、ナニ、…

みどりの日

「やたらと伐らんといてや」 風薫る五月になりました。新緑が美しいです。今日はみどりの日。 「我が国は緑豊かな自然を持った国であることにかんがみ、この自然に親しむとともに、その恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむことを願い」 制定された祝日だそうで…

上品な方向にいくべ

「わたしゃどこ行くんでしょーか?」 春の雲人に行方を聴くごとし 飯田龍太 前回、医学論文を題材にした割には、なんだか話が下品な方向へ行ってしまいました。今回はその反省にたちまして、清く正しく美しく、宝塚歌劇団のように上品にブチかましてみたいの…

いざ、春機発動!?

公序良俗に反しませぬように 全国4300万人の高血圧患者の皆さん、春爛漫の候、いかがお過ごしでしょうか。 先日、こんなニュースを見ました。 「異性への関心低い中高年男性は早死にする傾向 山形大が2万人分析」 との見出しであります。なんでも、山形…

農道をゆく その8

人恋し灯ともしごろを桜散る 加舎白雄 桜の季節も足早に過ぎてゆきます。でも、まだ場所や桜の種類によってはこれからも楽しめますか。 今回は晴れの日雨の日花曇りの日、それぞれに農道散歩で楽しく血管養生の、おバカな春の血圧キャンペーンのご報告です。…

永遠に生きるひと

ずっと咲き続けますぞ! 坂本龍一さんが亡くなられました。つい先だって高橋幸宏さんの訃報に接したばかりで、寂しい限りであります。 でも、わたしはこう思うんです。残された音楽がある、と。我々が坂本さんや高橋さん達が残してくれた曲を聴いているかぎ…

遅ればせながらWBC感想文

名通訳に乾杯! 減塩生活をはじめて以来、もう食べることはない、と思っていたカップ焼きそばを買ってしまいました。一平ちゃん・・・あの御仁を思い出さずにはおられんやないですか。食塩が5g近くも入っていようが、この際、もうどうでもエエ! 日本が優…

入院中の思い出を語る その7

安楽死の一歩手前でしたとさ 前回に続きまして、手術するまでのあまり覚えていない思い出(?)を語りたいと思います。 夜中に、ご近所をお騒がせしつつ救急車で最寄りの総合病院に運ばれ、大動脈解離と診断されました。しかし、そこには心臓血管外科という…

入院中の思い出を語る その6

じつは途中からほとんど覚えてまへん これまで、入院中に経験したコトをあれこれ書いてきました。時系列順序がデタラメでしたが(そもそもデタラメなブログです)、今回は入院に至るまでの経緯を書こうと思います。ですから正確には「入院前の思い出を語る」…

今日はサバの日、でもありますが

天照大神(おてんと様)は女神なのじゃ サバのことは置いときまして、今日は国際女性デーでもあります。 英誌エコノミストによると、日本の女性の働きやすさランキングは調査対象国29ヵ国中28位だそうで。あーあ、ほぼドベですな。ほいじゃ、日本は男に…

春がきた どこにきた

梅が満開 ♪ 春がきた 春がきた どこにきた ♪ 杉の花も満開 ♪ 鼻にきた 目にもきた 脳にきた ♪ 今年は花粉がひどいそうですね。その悩み深刻、というヒトがまわりに何人もおります。わたしゃ花粉症ではないので、ポケットティッシュ(なぜか大量に持ってます…

それは突然やってくる

私が生死をさまよっていた時のCT画像 皆さんご承知の通り、笑福亭笑瓶さんが大動脈解離で亡くなられました。二度目の解離で帰らぬひとになられたということで、私もショックを受けております。 大動脈解離A型の既往がある身としては、とても他人事とは思…

病気と俳句とお医者さん  その2

冬麗の微塵となりて去らんとす 相馬遷子 前回、畏れ多くも水原秋櫻子という大俳人の句を冒頭に掲げました。 冬菊のまとふはおのがひかりのみ 代表作といわれる名句中の名句。ワシなんぞは思わずひれ伏すのでありますね。詩人の大岡信さんは『名句 歌ごよみ』…

病気と俳句とお医者さん

“ The 名句 ” です。 療養俳句、というのがあります。病気療養中の人々が詠んだ句のことですね。 闘うて鷹のゑぐりし深雪なり ハンセン病のため失明した、村越化石という俳人の句です。失われた自らの眼窩と、えぐられた雪をかさねているのでしょうか。 …

司馬さんの同級生たち

2月12日は菜の花忌です 司馬遼太郎が亡くなって、もう27年がたちます。先日も書きましたが、今年は生誕100年。今回は、同じく今年生誕100年を迎える人びとのなかで、司馬さんと縁のあった故人を思い出してみたいのであります。 李登輝 : 台湾の…

これもシモネタです

桜の枝に青女の置き土産 今日から暦の上では春です。んが、そんなこと言われても春になったとは、まったくゼンゼン実感ありまへんね。肌感覚では真冬のままです。 先日、朝の霜がすごくて思わず写真を撮りました。 きれいですが冷たい景色でもあります 「青…

没後90年と生誕100年

不朽の名作だァ 今年は宮沢賢治の没後90年、そして司馬遼太郎の生誕100年という節目の年です。ということは、司馬さんが10歳の年に宮沢賢治は亡くなったわけですか。いうまでもなく、お二方とも日本文学史上の巨星でありまして、野球なら永久欠番の名…

お大寒さま!  その2

「寒いんだよォォー!」 by 源仲章 ♪ 白い雪が ただ降るばかり~ ♪ 昨日までの寒波で、わたしの地元では観測史上最低の気温(-8℃)を記録しました。日中の最高気温も氷点下だったみたいです。少なくともわたしの記憶にはない寒さのはずなんですが、なぜ…

お大寒さま!

20センチくらい積もってます 全国4300万人の高血圧患者の皆さん、えらく寒くなりましたが、お変わりありまへんか? 寒いと血管のトラブルが起こりやすいそうですから、くれぐれもご自愛いただきたいのであります。 それに、車であれ歩きであれ、道行く…

冬眠の不思議

「ゲコガコゲー(訳:春に会いましょう)」 大動脈解離の手術は、人工心肺装置という機械で、患者の体温を20度以下くらいまでズーンと冷やして行うそうです。なんだか乱暴そうに聞こえますが、そのほうが安全なんだそうで。 「人工的に冬眠して頂くような…

初春のお慶び申し上げます

今年もよろしくお願いします。 全国4300万人の高血圧患者の皆さん、新年あけましておめでとうございます。 どのようなお正月をお過ごしでしょうか。年末年始もずっとお仕事という方々、ほんとうにお疲れさまでございます。衷心より感謝を。 わたしは一年…