好血圧だより

血圧をネタにする不真面目なブログです

遅ればせながらWBC感想文

名通訳に乾杯!

減塩生活をはじめて以来、もう食べることはない、と思っていたカップ焼きそばを買ってしまいました。一平ちゃん・・・あの御仁を思い出さずにはおられんやないですか。食塩が5g近くも入っていようが、この際、もうどうでもエエ! 日本が優勝したお祝いじゃー!

で、遅ればせながらWBCの感想を、おバカ流に語ってみたいのでありますよ。おバカ流ですから、村上サマのサヨナラ打とか大谷サマのトラウト三振については、あえて触れません。悪しからず。

 

まず、相変わらずの米国流ゴリ押しについて。野球を世界に普及発展させる理念とやらを、ホンマに持っとるんかアメリカ。一次ラウンドのグループ分けにしても、大会中の突然の日程変更にしても、ご都合主義が露骨過ぎます。

 

チェコ戦での中野選手のタイムリー悪送球には、アタマ抱えた虎党も多かったのでは。ワシもその一人でした。でもエラーはそのひとつだけで、打率.300、出塁率.500、三塁打を含むヒット3本、盗塁2、得点6は立派な貢献じゃ。阪神でのチームメイト湯浅投手も頑張った。もう少し登板機会が多ければもっと嬉しかったですが。でも、独立リーグ出身でドラフト6巡目指名の選手が日本代表に選ばれたのは、多くの人びとに夢を与えてくれたのとちゃいますか。ぶらぼー。

 

日本人選手の体格向上には、改めて驚異を感じます。ダルビッシュ投手、大谷選手は言うに及ばず、佐々木朗希投手も大きい。あのマイク・トラウト選手と並んだ写真を見ましたが、MLBを代表するスラッガーより佐々木投手はデカかった。ほいで、その手足の長いこと! まるでタカアシガニ。おまけに顔が小っちゃい。なに食ったらあんな体形になるんやろ? ・・・ロッテのお菓子か?

 

多くの人が感じておられるでしょうが、チェコ代表チームは印象深かったです。来日早々、宮崎で海水浴をしたとのニュースにも驚きましたが、それは置いときまして、その後の試合ぶり、スポーツマンシップには強い感銘を受けました。グラウンドで戦った日本の選手たちは、当然、より深く感じ入るところがあったに違いありません。大谷選手の「リスペクト」という言葉は、決してリップサービスなどではなく正真正銘の敬意だったはずです。

人口は日本の十分の一以下、面積は北海道とほぼ同じ。野球の競技人口も少なく、ほとんどがアマチュア選手で構成されたチームが、あれほどの試合をみせてくれるとは! もし、日本の社会人野球のトップ選手を集めて侍Jと対戦したとして、果たして同じレベルの試合ができるかどうか・・・。いやはや、チェコチーム、あっぱれ!

大相撲の優勝力士には、もうずいぶん昔、チェコスロバキア時代から、クリスタルガラスの友好杯が贈られています。日本からも、チェコの野球リーグに「日本国友好杯」というのを贈ったらどうやろか? シャモジなんかより、ずっとエエと思いまへんか? 日本から代表チームやプロ球団がヨーロッパやアフリカに出張して、交流試合をやるのも大いに意味があると思いますが、どんなもんでしょうか。昔、日本にベーブルースやルーゲーリック達が来てくれたように。

ともあれ、チェコに限らず、互いに敬意を払い合う各国チームの姿には、スポーツの本質的価値とでもいいますか、ナショナリズムやカネ儲けがちっぽけに見えるすがすがしさを感じたのであります。ただ、大会運営はもっとクリーンにお願いしたいス。

 

3年後が楽しみだー。お大痔に。