上品な方向にいくべ - 好血圧だより

　春の雲人に行方を聴くごとし　　飯田龍太

前回、医学論文を題材にした割には、なんだか話が下品な方向へ行ってしまいました。今回はその反省にたちまして、清く正しく美しく、宝塚歌劇団のように上品にブチかましてみたいのであります。

　♪ すっみれのは～な～さ～く～ころ～ ♪

・・・シモの方へは行かんど。

去る４月２２日は国連の「アースデイ」でした。地球環境のために行動しよう、という日です。ほれ、上品な話題ですやろ？　なので、この日はなるべく温暖化ガスを排出しないよう、どこへも行かず家でゴロゴロしてました。ゲップや屁をこくのもなるべくガマンしましたよ。上品やなァ。

翌２３日は選挙。投票へ行ったついでに農道散歩をしました。前日に溜まりに溜まったガスを盛大に放出しまして、気分はスッキリと上品です。あの、歩くと腸の蠕動が増進するのか、ガスがよく出るような気がします。ジェット推進で省エネ散歩。上品な話題です。

例によって名前を知らない花をいくつか見つけまして、写真も撮ったんですが、今回は上品がテーマですから載せるのやめます。え、ナニかおかしいですか？　あのですね、花は植物にとって生殖器です。本来ならモザイクかけるべき部分なのダ。それを植物は世間にむかって丸出しにしとるわけ。キレイと思うのは人間の勝手ですが、我々が同じことやったら逮捕されます。今回、そんな下品な写真は載せられません。

・・・しかし、その伝で考えたら宝塚の花組は “生殖器組” やね。相当ゲヒンやね。

え～、納得して頂くために、特別に一枚だけ花の写真を載せようと思いますが、１８歳未満の人は見てはいけませんぞ。