桜の季節も足早に過ぎてゆきます。でも、まだ場所や桜の種類によってはこれからも楽しめますか。
今回は晴れの日雨の日花曇りの日、それぞれに農道散歩で楽しく血管養生の、おバカな春の血圧キャンペーンのご報告です。
この春は季節の進みがドえらく速い。4月中にも一番茶の摘みが始まりそうな気配でした。奥の山では山桜が満開。
八重咲きの桜は咲くのが少し遅いのでしょうか。ソメイヨシノより豪華な姿ですが、品種名がわかりまへん。「ボタンノカタマリザクラ」と勝手に命名。
こういう色の桜もあるんですね。「ウコン」という種類だそうです。肝臓によさそうな名前や。この木の下で花見したら二日酔いにならへんかもね。
だがしかし、桜ばかりが花ではありませぬ。ここからは農道散歩の王道、名前を知らない花シリーズです。どうぞ。
その⑤はスミレの一種でしょうか。よくわかりません。夏目漱石の句に「菫程な小さき人に生まれたし」というのがありましたっけ。なんだか寂しい句やなあ。春はウキウキする反面、なぜか、かすかに寂しさも感じるような。
これは知ってます。いつぞやパンストマスク女史に教えてもらったイチリンソウ。
で、女史が言うように花びらを裏返してみると、なるほどうっすらピンク色してました。ほほゥ、白をめくるとピンクか。なんだかちょっとイロっぽい妄想が・・・。
そんなおバカイマジネーションを楽しんでおりますと・・・あれ、ポツポツ降ってきた。しまった。傘、持って来んかったゾ。
まあエエわ。雨さえも楽しめればこそ、血圧も泰平というものでござる。濡れながら散歩を続けます。ところで、月形半平太ってご存知でっか・・・?
なんでこんな難しい字を・・・。でもきれいな色だ。
その⑦は田んぼの畔などによくある草です。「ホトケノザ」という名であると知ったのはつい最近のこと。ははァ、春の七草のうちのアレか・・・と思ったら、さにあらず。写真のホトケノザは食用になるアレとは別の植物だそうで、つまり植物界の同姓同名。なんとややこしい・・・。うっかり食わなくてよかった。
100円レンズはピントが難しい・・・。ただ、ありふれた雑草の花でも、よーく見ればなにかしら見どころがある、と伝われば幸いであります。
春の散歩は血圧に効きます。ヘタすると風邪ひきますが。
お大痔に。