好血圧だより

血圧をネタにする不真面目なブログです

ずっと感謝してます

ナスの日ではない

5月12日はナースデー。ずっと拙ブログをご覧になっているかたなら、ご存知のはず。ナイチンゲールの誕生日にちなんだ「看護の日」です。そして今週は看護週間。大ざっぱに言えば看護職に理解と感謝する週間という趣旨でしょうが、ナニ、私なんぞは、年中無休で感謝と尊敬の念をずーッと世界中の看護師さんたちに捧げてますとも。

であるからして、命を救うために頑張っておられる医療従事者の精神や努力を踏みにじる戦争という行為に、ハラがたってしょうがないのです。そういえばナイチンゲールが働いたのもクリミア半島での戦争でした。やはり歴史は繰り返すのか。

願わくば、あの愚劣きわまる独裁者のケツに唐辛子とワサビ突っ込んでやりたい。んでもって、看護師のフリして「チクッとしまーす」って塩とコショウも擦りこんでニッコリ笑ったるねん。

 

・・・不毛な妄想はおいときまして、看護師さんは患者に「ありがとう」を言われる時に最もやりがいを感じるそうであります。

それを知らなかった入院中、看護師さんの献身的な仕事にお礼をいうと、むしろ向こうが嬉しそうに笑うのが印象的で、当時のわたしには少々不思議に思えたものです。ただ有難いから率直単純に「ありがとう」と言っただけで、チップを渡したわけでもないのに・・・。退院してから知りました。あれはやりがいを感じていた笑顔だったのですなあ。知っておれば、尿瓶を運んでもらうたびに土下座して「まことにかたじけない」とか「恐悦至極に存知奉りまする」とか連発したのにね。

・・・え、わざとらしいのはアカンとな? 真心がこもってないのはただのオベッカですか。なるほど。ほいじゃ、下心がこもったチップは・・・サイテーですな。

 

花は桜木 人は看護師


司馬遼太郎は「世の中が便利になると、人は他人への感謝や尊敬の念を持たなくなる」という意味のことを言いました。時代がどんなに変わっても、わたしは入院中に抱いた感謝と尊敬の気持ちを、決して忘れたくないと思うのであります。

 

ありがとうございます。お大痔に。