好血圧だより

血圧をネタにする不真面目なブログです

それは突然やってくる

私が生死をさまよっていた時のCT画像

皆さんご承知の通り、笑福亭笑瓶さんが大動脈解離で亡くなられました。二度目の解離で帰らぬひとになられたということで、私もショックを受けております。

大動脈解離A型の既往がある身としては、とても他人事とは思えません。手術から何年も経つと、解離部の破裂の危険を忘れ、つい自分はもう大丈夫だと思い込んでしまいがちであります。しかしそうではないのだと、笑瓶さんの死はあらためて教えてくれています。忘れてはいかんのです。死は突然訪れることもあるのだと。

世間の、特に高血圧の人びとに申し上げたい。大動脈解離を決して他人事とおもってはいけません。笑瓶さんは最初の罹患のあと、健康には相当気を使っていたということです。それでも不幸な結果になってしまいました。用心しすぎるということはないのです。

突然の別れ。それがどれほど周りの人びとを悲しませるか。そのことも笑瓶さんは教えてくれました。心よりご冥福をお祈りいたします。

くれぐれもお大痔に。