すっかり忘れてました。今日、５月１７日は「世界高血圧デー」でした。みんなで高血圧になろう！・・・という日ではありません。あたり前田のクラッカー。むろん血圧について啓発に努める日、という趣旨でしょう。（たぶん）
日本にはざっと４３００万人の高血圧患者がいますが、その中でちゃんと治療を受けているのは約８００万人だけだそうです。つまりほとんどの人は血圧が高いのを知りながら、ほったらかしにしているわけですね。
かくいうワタクシもじつはその一人だったのでして、その結果、大動脈解離という大病であやうく死にかけました。それでやっと目が覚めたのです。
高血圧はアカン！
不肖おバカんじゃ、この日に少々ツバをとばして血圧管理を訴えるに、やぶさかではありまへん。高血圧は百害あるのみ。賢明な諸兄諸姉におかれましては、よくよくメガネを拭いてお読み頂きたいのであります。
まず、高血圧は動脈硬化を招きます。それは心臓病や脳卒中の入り口でして、すでに棺桶に片足突っ込んでるようなもんです。皆さんは気付いてないだけです。ひょっとして、アナタ様の場合は両足突っ込んで首だけ出してるような状態かも知れませんゾ。ある日突然さようなら、なんてコトになるかも・・・。また、わたしのように大動脈解離というケースもありまして、これもまた突然死がザラであります。高齢者だけでなく、比較的若くて著名な方が何人もこの病気で急逝されておられます。ゆめゆめ他人事とおぼし召さるな。
それほど劇的な症状でなくても、長期間高血圧を放置していると腎臓にダメージがくることもあるそうな。糖尿病も高血圧が原因という人は多いそうです。お医者さん曰く、腎臓はとても重要な臓器で、腎臓が悪くなると心臓から脳からすべての臓器がダメになる。つまり、高血圧 → 腎不全 → 心不全または脳卒中または認知症またはその他イロイロというわけ。高血圧をほったらかしているアナタ、まだコワくないですか？
まずは血圧計買いなはれ。お大痔に。
