卯の花の 匂う垣根に
ほととぎす 早も来鳴きて
忍び音もらす 夏は来ぬ
ご存知、文部省唱歌『夏は来ぬ』その一番の歌詞。え、ご存知ない? そういうヒトは置き去りにしてハナシを進めます。明治の文語体で言葉は難しいですが、爽やかな初夏が来たなァ、という感慨はなんとなく伝わるのであります。ワシ、文語体の歌ってわりかし好きなんです。よくジジ臭いといわれますが・・・。
ちょうど立夏の頃に撮ったんですが、すでに盛りはすぎてました。ちなみにホトトギスの「トッキョキョカキョク!」の声はまだ聞きません。暦の上ではとうに夏やけど、ホトトギスの特許申請はもう少し先ですか。
月日が過ぎるのはハヤいもんです。雪女の話し書いたと思ったら、あっという間に夏ですもん。明治の唱歌は古いとしても、昭和のサマーヒットソングなら『シーズン・イン・ザ・サン』といったとこですかね。知っとるけ、平成生まれの若い衆。TUBEというバンドの、たった36年前に流行った・・・36年!?!?
う~。ちなみに、雪女さんが好きな(?)『ミ・アモーレ』は37年前の曲でした。ついこないだのコトと思ってたのに・・・嗚呼。
あれから37回目の、夏は来ぬ。お大痔に。