全国4300万人の高血圧患者の皆さま。コロナ禍のなか、いかがお過ごしでしょうか。
最近は血圧と全然関係ないコトばっかの当ブログですが、5月17日は「世界高血圧デー」でありまして、さすがにその話題にふれないわけにはいきません。そこで、大動脈解離をきっかけに血圧コントロールに目覚めた私が、ここ数年来続けている、もしくは試してみた降圧法について語ってみたいのです。
まずお断りしておきますが、私はこれらの方法をけっしてお勧めしているのではありません。ただ私の場合はこうだった、という報告にすぎないのであります。それをご承知おき下さい。
まず基本的なことから・・・
① 薬をちゃんと飲む。当たり前ですね。ナイショですが、薬を飲まないと血圧がどうなるのか、実験したことがあるのです。一日サボるとてきめんに上がりました。
② 塩分を控える。これがなかなかむつかしい。薄味に慣れるまではとにかく我慢でした。ダシとか香辛料の使い方を工夫するのも良いですが、しっかり味がついたものを何か一品、少しだけ食べると案外満足感が得られるようです。
③ カリウムとカルシウムを積極的に摂る。塩分と拮抗して血圧をおさえてくれるミネラルは強い味方です。安上がりで手っ取り早く摂取できるバナナと野菜ジュースと牛乳は毎日欠かしません。これを始めてから、たぶん血圧の上が10mmHg、下が5mmHgくらい下がったハズであります。ただ、以前にも書きましたが腎機能が落ちている人にとってカリウムはかえって毒ですから、安易に真似しないようくれぐれもご注意願いたいのです。
④ 適度な運動を心掛ける。散歩するくらいですが、お医者さん曰く、適度な運動とはその程度でエエそうです。運動はやりすぎるとかえって血圧が上がります。実は病気になるよりだいぶ前からやっていることでして、犬に吠えられたりお巡りさんに職務質問されたりしながらも、ずっと続いています。よほど怪しく見えるんやね。
・・・血圧対策のはなし、次回に続きます。 お大痔に。