昨今、自分は田舎者で良かったとつくづく思うのであります。人ゴミとは無縁で、季節ごとの自然の景色にどっぷり浸かれるせいか、ストレスがあまり溜まらないように思います。
山野の景色もエエのですが、田畑の様子も季節を濃密に感じさせてくれます。この近所ではもう田植えはほぼ終わり、カエルの声がにぎやかです。茶畑では新芽が鮮やかでまぶしいくらい。この時期、茶畑の中に立つとそれだけで新茶の香りにつつまれます。ホントです。それはそれは良い気分で・・・田舎者でヨかった！
観光地の藤棚での押し合いへし合いなんて、アホらしくて・・・。ここなら好きなだけ独占鑑賞できますぞ。
もうすぐアカシアやミカンの花も咲いて・・・いや、もう咲きだしとるかな？ とにかく、いまや百花繚乱。色彩と芳香の博覧会状態でして、屋外を散歩すると天国にいるみたい。いえ、天国に行ったコトないですけど（地獄に行きかけたコトはあります）。
地獄と言えば、コロナ禍のいま、都市部はまさに地獄の一歩手前みたいですやろ。人口密集地は感染症に弱い。識者の先生方は
「だいぶ前から 一極集中はいかん、経済効果最優先では危ない、 と言われながら、本気で考えてこなかったツケがまわって来た」とおっしゃいます。
たぶんその通りなんでしょう。けど、人間って、いちど痛い目に逢わんと目が覚めへんのやね。ワシも高血圧はアカン、と分かっていながら何も手を打たずダラダラしていた結果、大動脈解離なんてホント痛い目に逢いました。
都市部への人口集中はこの先どうなるのやら。今日は夏も近づく八十八夜。大げさなようですが、いろんな問題をかかえる日本の曲がり角も近づいていると思えるのです。
似合わないコト書いてたら雨が降ってきた。カミナリまできたー！
ヘソかくしてお大痔に！
