キンモクセイの爽やかな香りがしてきました。そんな中、散歩していて気になるのは、道端にポイ捨てされたゴミであります。田舎の道ですと、とくに目立つんよね。
たばこの吸い殻、ペットボトルが多いですが、なぜか酎ハイの空き缶も・・・ひょっとして飲酒運転の果てのポイ捨てですかね？ 二重に罪ですなあ。
先日、私の前をゆくＬ印の高級車が、窓から吸い殻やらタバコの空き箱やら空きビンやら次から次へとポイポイ投げくさりよって、腹の中で「車ごと肥溜めに堕ちろ」 毒づいてやりました。
そうかと思えば、朝の通勤途上、いつもおなじ場所で、その近所の住民らしいおばさんが袋を持ってゴミを拾い集めてるのをよく見ます。わたしゃ、その度に運転しながら腹の中で「ヒョーショージョー！」 伏し拝んでおります。
前回、「職に貴賤はないが生き方には貴賤がある」という勝海舟の言葉を紹介しましたが、このゴミ拾いおばさんとＬ印高級車野郎とは、まさに生き方の貴人と賎民の典型ですやろ。
特に夏に多いようですが、公園の駐車場とか、ちょっと景色の良いような場所には、Ⅿ印のハンバーガーゴミ、７印やＦＭ印の弁当ゴミ、ＳＢ印のコーヒーゴミ、花火の燃えガラなんかに混じって使用済みのコンドームが捨てられていたりします。こんな場所でいったいナニしてけつかる！？ あ、まさにナニか・・・いや、そんなコトいうとる場合か！ 使ったら持って帰らんかい、馬鹿ップルども！
その公園は近くの保育園の子らが散歩にくる所なのです。以前、園児が地面から拾い上げたブツを見た引率の若い女性保育士さんが、特大の悲鳴をあげる場面に出くわしたことも・・・つるかめつるかめ。
時々「不法投棄パトロール」なんて車体に描かれたトラックを見かけるんですが、作業員さんはどんなゴミでも黙々と回収しておられます。ほんとにご苦労さまですが、あれも自治体の行政コストなんでしょうね。つまり税金なわけで・・・。
ゴミ袋もって散歩しながらゴミ拾いしようかな・・・なんて、考えることもあるんですが、いまだに実行できておりません。義を見てせざるは勇無きなり。エラそうなコトいいながら行動が伴わないのは偽善かも？ ワシも、生き方の賎民になるのかなあ・・・。
使用済みのを拾えるのは聖者だと思います。お大痔に。
