雨の季節です。豪雨災害に見舞われている地域のかたがたには、心よりお見舞い申し上げるしかありません。ほんとうに、どうかご無事で。
さて、わたしが散歩で撮った花の写真を見ると、たいていの人が「らしくない」といいます。そして花に雨粒がついた写真を「ハナミズ写真」と呼ぶと、たいていの人が「らしい」といいます。どういう意味なんでしょうか。
今回は、そんな「らしい」のか「らしくない」のか、よくわからないハナミズ写真を並べてみたいと思います。
自然の造形ってフシギですね。ほんとにネジみたいに花がついとる。全体を撮ろうとしたらピンボケで、なんとか見られるのはこれくらいでした。
小さい手毬のように見えるのでコデマリ(小手毬)というらしい。これも100円レンズでの接写です。
なんせ他に人がいません。貸し切りです。しかし、たしかこの時は寒くて、雨の中ワシ自身がハナ垂らして撮ってました。
サクラって、数えかたによっては600種類以上あるそうですね。名前なんかわからんワケだ。
芳香をもつ花はたくさんありますが、この香りが一番好きかもしれません。どんだけでも深呼吸していたい。
100円の接写レンズは、老眼にはピントの位置がわかりにくいです。
クモの巣に雨粒がびっしりと。水の宮殿といったところですが、クモにしてみれば床上浸水かも。
漢字で書くと「躑躅」。これをすんなり読めるひとはエライ。手書きできるひとはスーパーマンだ。ツツジも種類がすごく多いそうですね。子供の頃、よくこの花をむしっては蜜を吸ってましたが、やめといたほうがエエらしいです。農薬がかかってるかもしれませんから。
漢字で書くと「合歓」。以前、これについてアホなこと書きました。
象潟や雨に西施がねぶの花 芭蕉
モノズキな方は2020年7月4日の記事をご覧ください。
雨が似合う花といえば、やっぱしアジサイですか。花びらに見えるとこは花じゃないそうですな。真ん中のこまかいツブツブが花だそうで。蜜を吸うムシたちは、ちゃんと真ん中に来てました。ワシより賢い・・・。
たまーに登場するメタセコイア三兄弟。ビニール傘越しに撮ったらこうなりました。
漢字で書くと「木槿」。ハイビスカスに似てますね。ということは真夏の日差しが似合うはずですが、雨に濡れる風情もええなあ、と思いました。
ムクゲを食べちゃった馬に、ツツジの蜜を吸ってた人間は親近感をおぼえます。こんどムクゲの蜜も吸ってみようか。
以上、ハナミズ写真でした。
雨の散歩も楽しいですが、大雨にご用心。お大痔に。