10月24日は、どくとるマンボウこと北杜夫の命日。マンボウ忌です。といっても、私が勝手にそう称しているだけで、世間ではもちろん通用しません。
真夜中のラーメン辛きマンボウ忌
仏式にいえば今年は13回忌にあたりますが、マンボウ先生は無宗教でしたから法事などはやらないでしょう。しかし、今年の命日は特別なのです。なぜというに、今年は北杜夫が亡くなって以来、初めて阪神がリーグ優勝をとげた歴史的なシーズンなんじゃ!
戦後すぐのプロ野球再開以来、熱狂的な阪神ファンであったマンボウ先生。
『どくとるマンボウ航海記』のなかでも「言語道断にもタイガースが田宮を手離した」と、スター選手の離脱をフンガイしておられます。『マンボウ阪神狂時代』では文字通り熱狂的というか、ときに常軌を逸したトラキチぶりを披露しています。北先生は精神科の医師でもあったのに、なんと、むしろリッパな精神病患者でありました!
その北杜夫が見届けた最後の優勝は2005年。奇しくも、その時の監督が第一期政権の岡田彰布。あれから18年ぶりの日本シリーズがやってきます。願わくば、1985年以来2回目の日本一を・・・!
マンボウ先生、真夜中のラーメンお供えしますから、ぜひ田宮謙次郎、横田慎太郎と一緒に天国から念力を送って下さい。
六甲おろしに颯爽と、お大痔に。