変哲忌鯵の開きを供えよかし 小沢変哲
今日は変哲こと、俳優小沢昭一さんの命日です。ご本人が生前、自らの命日を変哲忌として残した句。私、ずっと前から１２月１０日はアジの開き食べて追善供養ってことにしよう・・・と考えていたんですが、うっかり忘れて今日、ブタの生姜焼き食っちゃった。
題名の「 幸せはささやかなるが極上 」は小沢さんの座右の銘でして、なかなかの名言やと思いません？ 欲をこいたらきりがない。もっともっとと欲望に飢えていたら、いつまでたっても満たされず幸福にはなれない。そこそこで満足するのが賢いデ・・・という、老子の教えにも似た達観であります。
え～、私もケンケンフクヨウしたいとは思っておるのですが、さっきブタの生姜焼きでごはんおかわりして満腹するまで食ってしもた。足ルヲ知ルのは難しいですね。
小沢さんは尿瓶の愛用者で、同じく尿瓶について造詣の深かった（？）俳人の故金子兜太さんと尿瓶談義に花を咲かせたコトもあったとか。小沢変哲氏と金子兜太先生に敬意と追慕をこめて尿瓶の絵（幼稚園児なみ）を載せてみた次第です。合掌。
書く前 １３３／８６ → 書いた後 １３８／８６
ワタクシ入院中、尿カテ抜かれた後に６００ｃｃ以上を尿瓶に大放流して看護師さんを驚かせたのを、いま思い出しました。自分でもいつ止まるか不安で、「 尿瓶おかわり！」 とワメいたもんです。あれも全然ささやかじゃなかったな。お大痔に。
