好血圧だより

血圧をネタにする不真面目なブログです

南無アタオコロイノナ

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ホコリまみれ。 昭和五十七年六月十日 四十一刷とあります。 ¥240でした。

  真夜中のラーメン辛きマンボウ

  来たる10月24日は、どくとるマンボウこと北杜夫の命日です。亡くなってもう8年ですか。
中学生の頃から愛読しておりました。純文学もマンボウシリーズも両方好きで、いまも本棚代わりのミカン箱からときどき文庫本をとりだして読んでおります。
え、誰ですか。おバカのくせに読書歴をほざくとは僭越だなんて言ってるのは。北杜夫大先生はおバカの味方なんですぞ。なにしろ、著作のなかで   “人類はすべて程度の異なるバカから構成されており、それ以外の人間はただの一人もいない”   と述べておられますから。
おかげで、わたしなんぞも大手を振って世間を歩けるわけですワ。
ところで、マンボウ先生は大酒のみでヘビースモーカーで運動はせず、おまけに夜中にラーメン食べるような生活を長年続けていたヒト(魚?)ですが、それでも84歳まで生きられたんスね。
こういう例をみると、摂生しても意味ないんちゃうか? とも思ってしまいますが・・・
「ほんじゃ、真似してみたら?」
・・・う~ん、その勇気もないなァ。ただ、毎年10月24日には普段食べないラーメンを、しかも夜中に食べてマンボウ忌の追善供養とするのが私の慣わしなんです。減塩で薄味に慣れた舌には年一回のラーメンはえらく塩辛い。それで冒頭の句ってわけデス。

 

 書く前 130/89 → 書いた後 139/91

 

♪  ハコダテ二番 塩ラ~メン  ♪  あの味を思い出しただけでも血圧あがるんやね。
お大痔に~。