好血圧だより

血圧をネタにする不真面目なブログです

煙が胃にしみる その2

簡単ではないですが、できるはず。

「どうやって禁煙したんですか?」 と訊かれることがたまにあります。自分も禁煙したいけど、なかなか・・・というヒトはやはり多いみたいです。

わたしが自慢できるコトといったら、禁煙の成功くらいしかありません。なので、世界禁煙デーの今日はですな、少々エラソウな顔をして禁煙の心構えを語ってみたいのであります。えっへん。

禁煙の極意をヒトコトで言えば、ずばり「ガマン」です。・・・こう言いますと、たいていの相談者はなにやら不満そうな顔をします。なにかもっと近道的なコツは無いんかい、と思うのでしょう。はい、その気持ちは分かります。しかしですな、禁煙なんて突き詰めてしまえば所詮、ガマンです。それに尽きるのですよ。

この一本を最後にタバコとは永久に決別する、と決めたらその一本を泣きながら味わい(ワシは本当にそうしました)以後は生まれ変わった別人格なのだ、と自分に言い聞かせてひたすらガマンです。ガマンのストレスで胃が痛くなったら胃散を飲んで、なおガマンにガマンを重ねるうちに、貴殿には聖者の相が備わってゆくのじゃ。(ホンマか?)

多少具体的なアドバイスをするなら、息が上がるまで走るとか階段を駆け上がるとかして、ゼイゼイハアハアしてみる。そうすると、タバコの欲求が一時的には収まるようです。それと、「世の中に禁煙した奴なんていくらでもおる、俺にもできる!」と鏡をにらむのもエエですよ。(ワシもやりました)

・・・とまあ、精神論みたいなコトばっか並べましたが、今は健康保険のきく治療法があって、禁煙外来のお医者さんに最新の技術で助けてもらえるのですな。いい時代になりました。ですから、我慢しか知らんワシなんぞに相談するより、はよ病院に行きなはれ。

 

禁煙で一生分のガマンを使い果たしました。お大痔に。