賞味期限が６年過ぎた缶ビール。缶の「ＮＥＷ」の文字に哀愁がただよいます。
しかし、どこにも消費期限の表示はないのですね。消費期限がないということは、飲んでも人体に害はないワケだ。（ホンマか？） 開高健が飲んだロマネ・コンティは３７年ものでした。それに比べたら６年なんて新品みたいなモンですやろ。（ホンマか？） 食品ロスはあきまへん。よし、飲んでみよー！
グラスに注いでみますと、見た感じはいたってノーマル。においはどうやろ、くんくんくん・・・やはり異常なし。さあ、いよいよ味を見ますゾ。おバカの血が騒ぐ瞬間。恐る恐るすすってみます・・・ズズズズズ。（ 自己責任でやっております ）
んが～！ やっぱり！ 超マズ・・・・・・くもないか。あれ？ もうひとくち、ふたくち・・・確かに本来の味とはあきらかに違います。気が抜けとる、というか、水っぽいというか。飲み込んだあと口と鼻に残る匂いも、変質しとるのがわかる。けど・・・。
覚悟してたほどひどくはない味です。たしか、昔飲んだ外国産のビール（銘柄は忘れました）にはこんな味のがあったし、後味も匂いも、人によってはフルーティーと感じるかもしれまへん。グビグビ・・・げぷッ、う～イ。酔ってきたらマズくなくなってきた。むしろ、こりゃ《キリンのどごし生》ではなく別の飲み物なのだ、と思えばまだまだイケるんちゃうか。それと、今回のはじゅうぶん冷えてなかったんですが、ちゃんと冷やしてあればもっと美味しく頂けるんでないノ？
賞味期限が６年過ぎたビールがこれほどのモノとは、げぷゥ。さすがＫＩＲＩＮさん、ええ仕事したはるワ。売上Ｎｏ１なら保存性もＮｏ１やね、がはははは。メリークリスマース！ 残りはイッキ飲みじゃ～！
・・・というワケで、いたってノーマルに酔っ払い酔いつぶれて、夜の血圧測定も忘れて寝てしまいました。翌朝の目覚めもノーマルで体調に異常もなし。もっと劇的なナニかを期待したひとがいたとしたら、つまらない結果で申し訳ありませんでした。私自身、なにやら物足りないような・・・。
注：以上は全て私個人の感想です。また、賞味期限切れのものを食べたり飲んだりすることを勧めているわけでもありません。
ビールは保存食ではありません。お大痔に。
