オリンピック、連日のメダルラッシュで仕事もなかなか手につきまへん。
しかしこのバカ暑いなか、熱中症で倒れる選手もいるとかで、ほんと大変ですよね。真夏の東京なんて・・・。誘致する時点で暑さを考えなかったのかね。アスリートファーストなんて、いったいどのクチでいうんじゃ？
選手のがんばりは純粋に応援したいのです。でも、開催に関係する巨大組織への不信感も同時に沸きあがってくるんですな。選手の姿に感動すればするほど怒りが渦巻くという、このなんとも暑苦しい矛盾をどないしたらエエの？
ワシ、おバカなりに考えるんですが・・・。オリンピックの平和への願いとかスポーツの素晴らしさという理念は、誰にも否定できない理想だと思います。ですがＩＯＣとかＪＯＣとか東京都とか政府とかスポンサー企業といったオトナ達の本音は、そこにはない。あるのは金銭欲、権勢欲、自己顕示欲という表に出しにくい欲望でしょう。ですから選手たちが与えてくれる感動を、絶好の隠れミノに利用してるんやないですか？ それがもうミエミエなもんだから、こうもねじれた感情を持て余さにゃならんのですよ！
本音と建て前が正反対ということは、オリンピックに限ったことでなく世の中にいくらでもあって、それらの根底にある拝金主義が人々を芯から疲れさせるのであります。オリンピックメダルの最高位が “金” であるのは、なんだか皮肉ですなあ。
選手の皆さんは正々堂々と、お大痔に。
