7日は七草でした。全国4300万人の高血圧患者の皆さん、七草粥たべましたか?
この日に野草や雑穀をいれた粥をたべる風習は平安時代にはすでにあったそうですが、セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロという「春の七草」で七草粥とするようになったのは南北朝時代から・・・という新聞記事の受け売りをひけらかすのは、やめておきましょう。
我が家でも「七草粥もどき」が、毎年食卓にのぼります。スーパーで売られている「七草セット」はケッコウなお値段がするので、野菜ケースにあるもので適当に作ります。今年は大根・人参・タマネギ・キャベツ・エノキタケでした。しかも、だしの素や味噌で味つけしてさらに餅まで入れますから、こりゃもう「七草粥もどき」どころか「七草粥もどき雑炊風なんちゃって雑煮」とでもいうべきシロモノであります。
で、周りの何人かに各家庭の七草粥事情をきいてみると、同じようなことをしている家が意外に多いことが分かりました。なにやら安心しました。スズシロとは大根のことだから全くデタラメでもない、と教えてくれた人もいて、勉強にもなりましたです。
ほかにも「ウチは昔から毎年、七草にゅう麺です。胃にやさしいですよ」とか「七草の頃には必ずカレーがでます」という家もありました。なるほど。家庭ごとにいろんな慣習があるのですなあ。
もっとも、なかには七草を知らず 「ナナクサって、お金がない時に持ち込んでお金に換えるっていう・・・」 「そりゃ質草や!」 初笑いのネタにされてる若いのもおりました。
ともかく、温かいものが食べられるのはありがたいことです。被災地にも少しでも早く温かいものが届きますように。
また、わたしがお世話になっている病院からもDMATが派遣されました。ご活躍を祈っております。
かたがた、くれぐれもお大痔に。