今日は七夕。ですが、天の川を眺めるなんて望みようもない天気です。
なにも、こんな梅雨の真っただ中に無理にやらんでもエエのにね。旧暦の７月７日、つまり新暦の８月中頃が七夕に向いたシーズンですやろ。本来はそうしてたハズですよ。俳句では七夕は秋の季語ですもん。
まあ、そうはいっても、年にいちどの逢瀬をたのしむ織姫と彦星にとっては、余計なギャラリーの目を気にしなくてすむわけですから、雨雲があったほうが良いのかな。ほれ、ラブホテルの入り口によくある、ビニールのカーテンのようなノレンのような、アレですわな。 よ、ご両人！ 今夜は存分にイチャついてくださいよー！
・・・えーと、調べてみたんですが、こと座のベガ（織姫）とわし座のアルタイル（彦星）は１５光年も離れとるそうですね。シンデレラエクスプレスでもけっこうかかるよ。よく長距離恋愛は成就しない、なんて聞くのですが、あいつら大丈夫かね。
小林一茶の句に「 織姫に推参したり夜這星 」 っちゅうのがあって、夜這星とは流れ星のことですが、流れ星なんて一年の間にそれこそ星の数ほどあるでしょうから、彦星はたまったもんやないね。織姫さん、ちゃんとミサオを守っとるやろか。まさか浮気し放題なんてコトは・・・。なに？ 彦星のほうも、白鳥座の美人星に牛をミヤゲに通っとる？ しかもお互いそれを知ってて、あんがい円満ですと・・・？ 宇宙だけに度量の大きいカップルで、ケッコーでした。
天を見上げつつ妄想はシモへいきます。スターウォーズ不倫はエピソードいくつまであるのやら。お大痔に。
