好血圧だより

血圧をネタにする不真面目なブログです

春は曙。さようなら名横綱

享年54。早すぎました

ご存知の通り、元横綱の曙さんが亡くなりました。

平成のはじめ頃は、若貴ブームで相撲人気が沸騰した時代でした。曙関は、世間から角界のアイドル若貴兄弟のカタキ役、ヒール扱いされていたものです。彼が外国出身力士として初の横綱昇進が決まった時、それはそれは心無い罵詈雑言を浴びせた奴らもいましたが、私は断然、曙を応援しておりました。TVのインタビューに答える時に滲み出る誠実そうな人柄に惹かれていたのです。周りの相撲ファンからは変人呼ばわりされましたが、今にして思うと、我ながらおバカなりにヒトを見る目をもっていた、と思えるのは秘かな誇りです。

「優しい巨人」とか「最高に謙虚な横綱」とか「日本人以上に日本人らしい」とか評されるようになったのは、たしか引退する時だったように記憶しております。本人は相撲協会に残りたかったのに、親方株を取得できず廃業せざるを得なかったそうで、とにかく不遇のひとでした。

 

が、今はもう、そんな世間の煩わしさの一切から解放されて、故郷オアフの空から大好きな相撲を見守っていることでありましょう。

アロハ、チャド! さようなら、横綱曙関。

お大痔に。

 

 

 

ありありのわらわら、なりなりのひらひら

咲くか咲いたかもう散るか

  世の中にたえて桜のなかりせば

  春の心はのどけからまし

 

平安歌人在原業平(ありわらのなりひら)の歌であります。「世の中にいっそ桜なんかなければ、花について気をもまずに済むのに」という意味なんやて。逆に言えばそれだけ桜が好きだったのですな、アリワラさんは。

ま、それは良いのですが、わたしゃこのヒトの名前がどうもちゃんと覚えられまへん。正確に言えないのです。「あらわりのならひら」とか「ありなりのわらひら」とか「わらなりのありひら」とか、もうめっちゃくちゃ。言語中枢っていっぺん混乱するとなかなか戻りません。ありありのひらひら・・・。

もう黙って見ましょう

どうでもいいハナシでしたね。

なりわらの・・・お大痔に。

 

ワシ、じつは花咲じじいです

枯れ木に花を咲かせまひょ

全国4300万人の高血圧患者の皆さん、遅くなって申し訳ありません。お待たせしました。前回記した通り、サボっていた佐保姫を叩き起こしました。あの翌日から急に暖かくなりましたやろ? んで、姫の丸焼きで出た灰をぶちまけて、ようやく桜を咲かせることができました。そう、ワシが春を呼んだんじゃよー。

佐保姫のやつ、張り切りすぎて夏みたいな陽気にしよりましたなァ。程よい加減というのを知らんから困りますワ。

「だれが丸焼きやねん」

 

  黒船に乗りて来るかや四月馬鹿  句仏

 

ウソつくのって、楽しいスね。お大痔に。

 

おきろ佐保姫

早よ暖かくならんかねえ

彼岸過ぎたのに寒いっスね。2月にはウソみたいにぬくい日があったのに、ヘンな陽気です。桜もどうやら開花予想日よりだいぶ遅れそうですな。

 

  佐保姫の眠や谷の水の音  東洋城

 

佐保姫とは春を司るとされる女神サマ。この時期、そのご本尊が眠ったままじゃ困るんよね。どこでサボっとるんやろ。いっちょ探して叩き起こしてきたろか。

ところで、春の女神ってどんな姿しとるんですかね? こりゃもう想像するしかない、というか、自由に想像もしくは妄想してよろしい・・・よね。 そこのお父さん、どんなのがお好みでっか? 春だから川口春奈がイイって? なるへそ。なに、願わくば叩き起こすまえに、ちょっと添い寝したいと。うんうん、春ですとそのテの妄想が増進しますなあ。・・・でも、ずーっと添い寝しっぱなしで、起こさへんのとちゃうか? そこのお父さん。

ともあれ、出発です。ワシ、吉岡里帆でもええヨ。添い寝。

 

杉花粉が飛散する悲惨な光景

花粉がこれほど派手に飛散するのを初めて見ました。一瞬、山火事の煙かと思った。山のあちこちから、ワサワサワサワサと際限なく湧き出すように飛ぶのです。花粉症の人が見たら卒倒するやろな・・・と、しばらく驚異の思いで見つめておりました。これも佐保姫の威力か。

やっと咲きかけたスイセン

咲いたらあとは散るだけですから、この頃が花にとっては最も楽しい時期かも。

ピンぼけのツクシ。

今年はじめて見たツクシ。コイツら、油断しとるといつの間にかスギナに化けてしまうんよね。

お寺の境内に一本杉

スギナと名前は似てますが、杉です。この木の花粉はもう飛び終わったみたい。ということは佐保姫は・・・「通りスギました」

そのお寺の鐘楼

佐保姫とは関係ありませんが、私が人工物で美しいと思うのは古い木造建築です。自然物である木と人間の技術が合体すると、不思議と美しく感じるのですワ。佐保姫も自然の季節と人間の想像力の合作ですから、きっと美しいハズ・・・。

「そのほう、添い寝してくれるそうな?」

妄念邪念が入ると美しくなくなるみたいです。ちょっと反省。

結局、佐保姫が本格的に起きだした気配は感じられませんでしたが・・・。

クリスマスツリーだった盆栽の花が満開

ふむ。春の女神とは、案外こういう身近なところにいたのかもしれません。

あ~腹へった。お大痔に。

命永らえまして

高麗人参ではありません

全国4300万人の高血圧患者の皆さん、不順な天候が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。どうか御自愛して頂きたいのであります。
じつは、今日は私の手術記念日。大動脈解離の手術をうけたのが何年か前の今日でありまして、危うく命日になりそうだったところを助けられたのでした。

上の写真は手術後の私の大動脈のCT画像です。病院でプリントしてもらった紙が皺くちゃになったのを、また私がスマホで撮ったもので、見づらくてすみません。どこが人工血管に置換されているか、お分かりになりますか?

拡大してみました

赤い丸で示したところがそうです。上下の継ぎ目がフランジ状に厚くなっているのは、縫うところにフェルト材を挟んで補強するからだそうです。

 

・・・今日、机の引き出しをゴソゴソやっていたら、たまたまこの写真が出てきて、そういえば本日は手術をうけた記念日だったわい、となにやら不思議な気分になりました。ただの偶然かもしれませんが、「病院の皆さんや世間のおかげで生きているのであるゾ」ということを、神さまだか仏さまだかご先祖サマだか、なんだか分かりませんが大いなるものに改めて教えられた気もします。

感謝しなければ

南無、森羅万象。

読んでくれた貴方にも感謝です。

お大痔に。

季節の変わり目は

腰は痛いし血圧は上がるし

去年の秋のはじめ頃、季節の変わり目には血圧が上がりやすいとか、急逝されるひとが多いなんてことを書きました。気温や気圧が急激に変化すると、自律神経の調節機能がくるって体の不調が出やすいんですと。

春先もやはり同じみたいです。わたしゃ3月に入ってからずーっと腰が痛い。痛みがあると血圧も高くなります。若い頃はこんなことなかったのになあ。それに、ドラゴンボールちびまる子ちゃんも急に逝っちゃって、春なのに無常観なんぞ感じて寂しいことです。

腰が痛くて、今はせいぜいこれ位しか書けません。皆さん、くれぐれもお体を大切に。

目もカユい。お大痔に。

4年にいちどの

ぶーイングですわな

今日、2月29日は語呂合わせで「ニンニクの日」だそうです。

4年に一回しか来ないんですね。臭いからかな? 私はニンニク好きなんですが、やはりニオイが気になって、しょっちゅう食べるわけにはいきません。ニンニクの料理としての香りはたいそう食欲をそそるのですが、ひとの口から匂うとなると、何故ああもイヤな臭いになるんでしょうか。他人のばかりでなく、ニンニクラーメンなんぞ食べた翌日のトイレでは、自分でもヘキエキするのです。悪臭防止法違反で検挙されるんちゃうかとビクビクしたりして。

聞くところによれば、ニンニクは体に良いそうですね。抗菌作用や大腸がん予防や循環器疾患の予防効果もあるとか。だから、なおのこと食いたいんじゃー!

週末はトンチャンでも・・・なぬ、また共食いとな? 

ぶーぶー、お大痔に。